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オーナー通信

地域密着! トップインタビュー/第37回フェニックス・ジャパン(株)代表取締役社長 門司 大介様

更新日:2018年06月01日
第37回 地域密着! トップインタビュー
今回は、フィットネスクラブ(スポーツクラブ)・スーパー銭湯・整骨院を兼ねた融合施設4施設を運営され、2代目社長としてご活躍されている門司 大介社長をお訪ねしました。
【代表取締役社長 門司 大介様】
■創業の経緯と貴社の事業内容をお聞かせください。
門司社長:祖父は農業高校の教師、祖母は昔ながらの花屋さんをやっていたため、父は植物や花に携わる祖父母の仕事を小さいころから手伝っていました。
高校中退や関東での経験、挫折を経て、「自分が好きなこと、得意分野は何だろう」、「植物や花を扱うことが得意だ」と思い造園業を始めたそうです。
それが1979年のことです。
一方、父の兄はスイミングスクールをしており、父は造園業をしながら、スクールの手伝いで選手コースを担当していました。
選手に恵まれたこともあり、コーチとしての手腕を認められ「優秀コーチ賞」を獲得しました。
その時の情熱が忘れられず、造園業をしながらスイミングスクールも立ち上げ、その後、海外で流行していたスポーツクラブを併設、整骨院も開業しました。
現在も造園業・スポーツクラブ・整骨院の3本の柱で展開しています。
今日があるのは、父の功績であり、またスタッフに恵まれたおかげだとつくづく思っています。
■ターゲット層や取り組み等についてお聞かせください。
門司社長:他のスポーツクラブと比較し、当施設はご年配の方が多いです。
理由のひとつとしては、ご年配の方のニーズにあると思います。
いろいろな施設を試してみたい、という若い方のニーズに対して、ご年配の方は同じ場所で同じ仲間と一緒に運動をしたい、というニーズをお持ちです。
どちらかというと、当施設は長い時間楽しんでいただけるような施設づくりを目指しているので、ご年配の方が多く来てくださったのではないかと思います。
また、スポーツクラブは10時オープンが主流ですが、当施設は朝8時からオープンしています。
ご年配の方は早起きの方が多く、当施設では朝早くからゴルフの打ちっぱなし練習場や図書室で、お金をかけなくても楽しむことができます。
7時30分くらいから20人~30人並んでいる時もあるくらいです。
■門司社長から見た自社の事業成長の理由やポイントなどお聞かせください。
門司社長:お客さまの目線に立ち、どんな施設だったら楽しいだろうと考えたときに、これもあった方がいい、あれもあった方がいい、と肉付けしていき、いろいろなニーズに応えられる施設になりました。
売上や利益を考えることは大事ですし、最終的には数字のところも見ますが、原点は「お客さまに喜んでいただけるかどうか」です。
■会員さまどうしのコミュニティーを大事にされているのは、どのような理由からですか。
門司社長:10年前、父に呼ばれて入社し、スタッフとして働いている時に「会員を続けてくださる方と退会される方は何が違うのだろう」と疑問に思い調べました。
すると、会員同士のお友達がいらっしゃる方に長く続く方が多いということが解りました。その方々は、施設外でも一緒に旅行などを楽しんでいます。
ここで出会った人とお友達になり、旅行や映画、お風呂に行ったり、皆でマシンで鍛えたり。
そんなコミュニティーができたら楽しくて長く続けてくださるのではないか、とコミュニティーの重要さを感じ、ご年配の方へ向けたアミューズメントパークを目指そうと思いました。
コミュニティースペースには卓球台や将棋盤があり、例えば卓球をされているグループの中に、新しい会員さまを紹介して一緒にやってみないか促したり、グループに入りやすいように会員さまどうしを取り持つこともあります。
また、毎年バスハイクも行っています。
これは主たる事業ではないので利益を生むものではありませんが、会員さまが楽しんでくださり、「また来年も行きたいからここに通おう」というきっかけになればと思っています。
現在は各拠点で年に1回開催していますが、お友達も作りやすく、定員がすぐに埋まってしまうほど好評なので、今年は2回程度実施したいと思っています。
また、次回は観光バスを借りて、定員をこれまでの倍の80人に増やして多くの会員さまにご利用いただきたいと思っています。
■スタッフの教育で大切にされていることはありますか。
門司社長:現在、スタッフはアルバイト・パート併せて約220名です。
私自身は社長になって3年も経っていないのでまだ完璧ではなく、やっと社長のするべきことが解りかけてきたくらいです。
社員教育というとおこがましいですが、私から伝えることもあるし、社員から教えてもらうこともあります。
「社員教育」というよりも「社員共有」の意識で、社員の意見にフタをしないように気をつけています。
時代が変わればお客さまのニーズも、求められるものも変わっていきますので、毎年1回、社員研修会を開いて、そのときのお客さまのニーズにあったものを取り入れています。
同時に、「理念として、ここは絶対に変えない」という部分も伝えます。
■今後の目標・展望をお聞かせください。
門司社長:近い目標としては、拠点を増やしていきたいと思っています。売上・利益のためではなく、スタッフが60才や70才になっても働ける環境づくりのためです。
スポーツクラブは営業時間が朝8時から24時までと長く、体力的な負担が大きいため、50才後半や60才になったときに今までの働き方をするのは難しいと思います。
拠点を増やすことによってポストが増えれば、キャリアアップし、マネージャーやエリアマネージャーとして働き続けることができます。
60才でも70才でも社員が長く勤められる仕組みづくりをしていきたいのです。
■休みの日の過ごし方やご趣味、大切にされている言葉などございましたらお聞かせください。
門司社長:息子とボクシングジムに通っています。もともと息子だけで行かせていたのですが、パンチ力がなかなか強くならないので、「オヤジもやるぞ」と言って一緒にサンドバッグを殴っています。
「一番身近な家族を大切にできない人間は、スタッフも大切にできるはずがない」というのが持論で、いつも支えてもらっている分、休みの時は家族との時間を大切にしています。
父が2年半前に亡くなり、私が社長に就任するとき、スタッフに「親御さんを大事にしないとダメですよ」という話をしましたが、今後は継続的に「家族を大事に」と伝えていくべきですね。
親御さんにプレゼントをするための賞与など出したらいいかもしれないですね。
大切にしてきた言葉は「不言実行」で、小学校卒業のころからずっと変わっていませんでした。
言葉に出さずに実行するということですが、社長に就任してから、何も言わずにやるということは、スタッフの意見を聞けていないということだ、と思い始め、それからは積極的に意見を聞くようにしています。
スタッフは私にとって人生の先輩ばかりですので、素直に意見を聞けていると思います。
今では大切にしている言葉は「不言計画、有言実行」に変わりました。
■事業の承継者として何か大事にしていることなどありますか。
門司社長:父親が築き上げたものを守っていくことと、一方で父親にはできなかったこともあるので、そこを肉付けして私がフォローしていきたいと思っています。
■門司社長さま、本日は貴重なお話をありがとうございました。
【編集後記】
今回のインタビューでは、売上や利益を上げることはもちろんですが、スタッフの方が60才・70才になっても働くことができる環境づくり、場づくりとして拠点の増加を目指し、役割を増やすことで、キャリアアップしてマネージャー・エリアマネージャーとして活躍し続けて欲しい、という門司社長のスタッフの方へのお気持ちや経営への向き合い方に感銘を受けました。
もともと、お父さまが造園業を始め、スイミングスクールの立ち上げ、10数年後にはスポーツクラブを併設、市場ニーズをもとに整骨院も取り入れて今の事業基盤を作られたということでした。
今後はお父さまが築き上げたものを守りながら、さらにご自分らしく発展させていこうとされています。
シニア層のアミューズメントパークを目指し、お金をかけなくても施設内で長く楽しめるよう、ゴルフの打ちっぱなし練習場、卓球・将棋ができるコミュニティースペース、図書館などの充実や、バスハイクによるコミュニティー促進を積極的にされていました。
利用しやすく、仲間の輪に入りやすいように声掛けも行う等、顧客視点に基づき、会員さまどうしの繋がりに注力されていることも他とはまた違った取組みだと思います。
取材の打ち合わせにお伺いした際の早朝や、取材当日のお昼の時間帯も駐車場は常に満車状態で活況ぶりが伺えました。
今後の店舗展開、事業の発展を楽しみにさせていただきます。
門司社長、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
取材日:平成30年3月24日(土)
今回は、フィットネスクラブ(スポーツクラブ)・スーパー銭湯・整骨院を兼ねた融合施設4施設を運営され、2代目社長としてご活躍されている門司 大介社長をお訪ねしました。
現在、弊社ゆうゆう壱番館とのコラボレーション企画もさせていただいております。

【フェニックス・ジャパン株式会社 代表取締役社長 門司 大介様】

■創業の経緯と貴社の事業内容をお聞かせください。

門司社長:祖父は農業高校の教師、祖母は昔ながらの花屋さんをやっていたため、父は植物や花に携わる祖父母の仕事を小さいころから手伝っていました。
高校中退や関東での経験、挫折を経て、「自分が好きなこと、得意分野は何だろう」、「植物や花を扱うことが得意だ」と思い造園業を始めたそうです。
それが1979年のことです。

一方、父の兄はスイミングスクールをしており、父は造園業をしながら、スクールの手伝いで選手コースを担当していました。
選手に恵まれたこともあり、コーチとしての手腕を認められ「優秀コーチ賞」を獲得しました。
その時の情熱が忘れられず、造園業をしながらスイミングスクールも立ち上げ、その後、海外で流行していたスポーツクラブを併設、整骨院も開業しました。
現在も造園業・スポーツクラブ・整骨院の3本の柱で展開しています。
今日があるのは、父の功績であり、またスタッフに恵まれたおかげだとつくづく思っています。

■ターゲット層や取り組み等についてお聞かせください。

門司社長:他のスポーツクラブと比較し、当施設はご年配の方が多いです。
理由のひとつとしては、ご年配の方のニーズにあると思います。
いろいろな施設を試してみたい、という若い方のニーズに対して、ご年配の方は同じ場所で同じ仲間と一緒に運動をしたい、というニーズをお持ちです。
どちらかというと、当施設は長い時間楽しんでいただけるような施設づくりを目指しているので、ご年配の方が多く来てくださったのではないかと思います。

また、スポーツクラブは10時オープンが主流ですが、当施設は朝8時からオープンしています。
ご年配の方は早起きの方が多く、当施設では朝早くからゴルフの打ちっぱなし練習場や図書室で、お金をかけなくても楽しむことができます。
7時30分くらいから20人~30人並んでいる時もあるくらいです。

■門司社長から見た自社の事業成長の理由やポイントなどお聞かせください。

門司社長:お客さまの目線に立ち、どんな施設だったら楽しいだろうと考えたときに、これもあった方がいい、あれもあった方がいい、と肉付けしていき、いろいろなニーズに応えられる施設になりました。
売上や利益を考えることは大事ですし、最終的には数字のところも見ますが、原点は「お客さまに喜んでいただけるかどうか」です。

■会員さまどうしのコミュニティーを大事にされているのは、どのような理由からですか。

門司社長:10年前、父に呼ばれて入社し、スタッフとして働いている時に「会員を続けてくださる方と退会される方は何が違うのだろう」と疑問に思い調べました。
すると、会員同士のお友達がいらっしゃる方に長く続く方が多いということが解りました。
その方々は、施設外でも一緒に旅行などを楽しんでいます。
ここで出会った人とお友達になり、旅行や映画、お風呂に行ったり、皆でマシンで鍛えたり。
そんなコミュニティーができたら楽しくて長く続けてくださるのではないか、とコミュニティーの重要さを感じ、ご年配の方へ向けたアミューズメントパークを目指そうと思いました。

コミュニティースペースには卓球台や将棋盤があり、例えば卓球をされているグループの中に、新しい会員さまを紹介して一緒にやってみないか促したり、グループに入りやすいように会員さまどうしを取り持つこともあります。
また、毎年バスハイクも行っています。
これは主たる事業ではないので利益を生むものではありませんが、会員さまが楽しんでくださり、「また来年も行きたいからここに通おう」というきっかけになればと思っています。
現在は各拠点で年に1回開催していますが、お友達も作りやすく、定員がすぐに埋まってしまうほど好評なので、今年は2回程度実施したいと思っています。
また、次回は観光バスを借りて、定員をこれまでの倍の80人に増やして多くの会員さまにご利用いただきたいと思っています。

■スタッフの教育で大切にされていることはありますか。

門司社長:現在、スタッフはアルバイト・パート併せて約220名です。
私自身は社長になって3年も経っていないのでまだ完璧ではなく、やっと社長のするべきことが解りかけてきたくらいです。
社員教育というとおこがましいですが、私から伝えることもあるし、社員から教えてもらうこともあります。
「社員教育」というよりも「社員共有」の意識で、社員の意見にフタをしないように気をつけています。
時代が変わればお客さまのニーズも、求められるものも変わっていきますので、毎年1回、社員研修会を開いて、そのときのお客さまのニーズにあったものを取り入れています。
同時に、「理念として、ここは絶対に変えない」という部分も伝えます。

■今後の目標・展望をお聞かせください。

門司社長:近い目標としては、拠点を増やしていきたいと思っています。
売上・利益のためではなく、スタッフが60才や70才になっても働ける環境づくりのためです。
スポーツクラブは営業時間が朝8時から24時までと長く、体力的な負担が大きいため、50才後半や60才になったときに今までの働き方をするのは難しいと思います。
拠点を増やすことによってポストが増えれば、キャリアアップし、マネージャーやエリアマネージャーとして働き続けることができます。
60才でも70才でも社員が長く勤められる仕組みづくりをしていきたいのです。

■休みの日の過ごし方やご趣味、大切にされている言葉などございましたらお聞かせください。

門司社長:息子とボクシングジムに通っています。もともと息子だけで行かせていたのですが、パンチ力がなかなか強くならないので、「オヤジもやるぞ」と言って一緒にサンドバッグを殴っています。
「一番身近な家族を大切にできない人間は、スタッフも大切にできるはずがない」というのが持論で、いつも支えてもらっている分、休みの時は家族との時間を大切にしています。
父が2年半前に亡くなり、私が社長に就任するとき、スタッフに「親御さんを大事にしないとダメですよ」という話をしましたが、今後は継続的に「家族を大事に」と伝えていくべきですね。
親御さんにプレゼントをするための賞与など出したらいいかもしれないですね。
大切にしてきた言葉は「不言実行」で、小学校卒業のころからずっと変わっていませんでした。
言葉に出さずに実行するということですが、社長に就任してから、何も言わずにやるということは、スタッフの意見を聞けていないということだ、と思い始め、それからは積極的に意見を聞くようにしています。
スタッフは私にとって人生の先輩ばかりですので、素直に意見を聞けていると思います。
今では大切にしている言葉は「不言計画、有言実行」に変わりました。

■事業の承継者として何か大事にしていることなどありますか。

門司社長:父親が築き上げたものを守っていくことと、一方で父親にはできなかったこともあるので、そこを肉付けして私がフォローしていきたいと思っています。
■門司社長さま、本日は貴重なお話をありがとうございました。


【編集後記】

今回のインタビューでは、売上や利益を上げることはもちろんですが、スタッフの方が60才・70才になっても働くことができる環境づくり、場づくりとして拠点の増加を目指し、役割を増やすことで、キャリアアップしてマネージャー・エリアマネージャーとして活躍し続けて欲しい、という門司社長のスタッフの方へのお気持ちや経営への向き合い方に感銘を受けました。
もともと、お父さまが造園業を始め、スイミングスクールの立ち上げ、10数年後にはスポーツクラブを併設、市場ニーズをもとに整骨院も取り入れて今の事業基盤を作られたということでした。
今後はお父さまが築き上げたものを守りながら、さらにご自分らしく発展させていこうとされています。
シニア層のアミューズメントパークを目指し、お金をかけなくても施設内で長く楽しめるよう、ゴルフの打ちっぱなし練習場、卓球・将棋ができるコミュニティースペース、図書館などの充実や、バスハイクによるコミュニティー促進を積極的にされていました。
利用しやすく、仲間の輪に入りやすいように声掛けも行う等、顧客視点に基づき、会員さまどうしの繋がりに注力されていることも他とはまた違った取組みだと思います。
取材の打ち合わせにお伺いした際の早朝や、取材当日のお昼の時間帯も駐車場は常に満車状態で活況ぶりが伺えました。
今後の店舗展開、事業の発展を楽しみにさせていただきます。
門司社長、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。


取材日:平成30年3月24日(土)