オーナー通信 Owner News

各ブロック長より、1月から3月の担当エリアの動向についてお伝えします。

中央ブロック(北九州本店・小倉店・到津店)
　お部屋探しの総来店数は昨年とほぼ同数でした。法人は、2月にお部屋探しのご依頼が増加し、3月は減少と例年より少し早い動きとなり、トータルで約10％増の結果となりました。同一法人からまとめて複数件のご依頼もあり、コロナ禍前の動きに戻りつつあるようです。学生を含む個人の来店の動きはトータルで15％増となっており、依然としてインターネットからの反響が多く、学生物件では食事付き物件が複数棟出てくる等、新たな入居促進対策も見られました。
　また、小倉北区では単身物件を中心に新築が10棟建築され（※RC造20戸以上：1R～約338戸、2LDK～約150戸、3LDK～約20戸）、室内にワーキングスペースをつくる等、今の生活スタイルに合わせた仕様で、差別化を図る物件もありました。
　差別化をいかに図るかが今後のポイントになると予想し、その点を踏まえこれからも幅広いご提案ができるよう努めてまいります。

（中央ブロック長／田川）

南ブロック(曽根店・守恒店・行橋店)
　昨年末からの苅田エリアの自動車関連需要が繁忙期中も続き、それに伴い苅田エリアに空室物件が不足し、行橋市や小倉南区まで需要が延び周辺エリアの入居率も高まっています。また、単身物件の需要の増加により需要落ち込みを危惧していたファミリー物件は、初期費用減額キャンペーンや設備追加等の対策を講じることで入居へ繋がったケースも多くありました。学生物件についても退去予定について事前にアンケートを実施したり、補修業者との連携により退去から入居可能日までを短くすることで入居へ繋げることができました。
　そのほか、弊社で実施したお部屋探しキャンペーンも好評でした。今後もさまざまな取り組みにより入居率向上に繋がるよう努めてまいります。

（南ブロック長／桑本）

西ブロック(黒崎店・折尾店・戸畑店)
　西ブロックエリアでは、ここ数年で最多の新築物件が供給されました。鉄筋コンクリート造の新築賃貸マンションだけでも戸畑エリアで２棟、黒崎エリアで８棟、折尾エリアで２棟と多数となりましたが、全物件満室とはいかない厳しい繁忙期でした。間取り別では、特に１K・１LDKタイプが苦戦しており、既存物件も含めると供給過剰状態で今後も空室率が高留まりすることが予想されます。外国人や高齢者層の需要取り込み等が打開策となるのではと予想しています。
　また、北九州響灘洋上ウインドファーム建設に伴うお部屋探しのご依頼が多くありました。学生のお部屋探しの単価が例年は2～3.5万円台でしたが、今回は3～4.5万円台と上昇しており、今後もこの流れは続くと思われます。引き続き、管理物件の入居促進を図ってまいります。

（西ブロック長／岩本）