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オーナー通信

35周年記念企画 トップインタビュー 第3回 株式会社スターフライヤー様

更新日:2009年11月02日

第3回目となる今回は、北九州初の航空会社株式会社スターフライヤーの米原愼一代表取締役社長をご訪問しました。新鋭企業の社長らしく意外な一面にふれた楽しい取材になりました。




スターフライヤーさんの創業の経緯と会社の特徴などを教えてください。

米原社長:弊社は2006年3月に24時間利用可能な海上空港として移転開港した北九州空港を母港として運航を開始しました。経営理念は、『感動あるエアライン』です。安全運航のもと、お客様には「今までにない質の高いサービス」と「利便性の高い運航」を提供することを目指しています。おかげさまで運航開始から3年が経過しデザイン性などから認知度もあがってきており、ネットランキングでは、乗ってみたい飛行機として常に上位にランクされるようになりました。

「質の高いサービス」としてハード面では、座席は革張り仕様で他社のシートより12㎝も広くゆったりと座ることができます。各席にはテレビモニター・PC電源、ゆっくりとお休みいただくためのヘッドレスト・フットレストなども装備しています。ソフト面では、1時間余のフライトですが、ゆっくりと安らいでいただき快適な空の旅をと考えて、機内アナウンスや機内サービスを必要最低限に留めています。一味違った気の遣い方と今までにないサービスを提供し、エコノミークラス以上の感覚を感じていただければと思っています。

また「利便性の高い運航」では、小型機による多頻度運航を行っています。北九州空港発着でいうと、朝は5時30分から夜中の1時まで、毎時間とは行きませんがほぼそれに近い運航を行っています。そして、その利便性を福岡地区のお客様にも実感していただくため、早朝深夜3便については、タクシー会社と提携して北九州空港~福岡間の無料乗合タクシーの運行を実施しています。現在では、昨年の4倍以上の方が利用されるなど好評いただいています。



今年6月に着任されたと伺いましたが、北九州市の印象はいかがですか?北九州市とはご縁があったのでしょうか?

米原社長:実はずっと以前に前職の関係で若松の企業に関わったことがありましたが、本腰を入れて住んだのは初めてです。スターフライヤーのお話をいただいて、お世話になった諸先輩に相談したら、「塵灰はすごいし、人は荒いよ。でも住み慣れたら良い町」と。真に受けて来たわけではありませんが、多分50年位前の印象で話されたと思います(笑)。実際に着任してみて印象が全く変わりました。どちらかというと福岡市・横浜市と違ってローカル色が強いですね。5市合併の名残りかもしれませんが、門司・小倉・戸畑・八幡・若松とそれぞれの区で自分の住む町に誇りを持っている方が多く「どっしりとして、昔の良さを残している」印象が強く、ある意味新鮮さを感じました。



北九州に期待することはありますか?

米原社長:スターフライヤーは株主の6割が地元企業です。地元に支えられている企業として、色々な提案をすると同時に企業努力も重ね共に成長していきたいと考えています。

北九州空港は24時間空港です。日本の24時間空港は千歳・羽田・中部・関西・那覇と北九州の6港しかありません。この特性を活かし、九州のゲートウェイとして空港の認知度を広めると共に空港に人が集まる仕掛けをしていきたいと思います。

私も出張の際にはスターフライヤーさんを利用させていただきますが、社員さん一人一人の対応が非常に良くて感心します。社員さんの教育などはどのようにされているのでしょうか?

米原社長:社員教育については力を入れています。若い社員が多く、地元に支援していただいている企業ということもあり、それなりに夢と希望を持って働いています。また利用者の方はビジネスマンやリピーターも多いので、お顔を覚えてご挨拶をさせてもらったりはしていると思います。






 


では、米原社長のプライベートな部分でご趣味をお聞かせください。

米原社長:趣味は、あまり言わないようにしているのですが、乗り物は全般的に好きです。飛行機の操縦免許を取得して30年以上経ちます。学生時代はヨーロッパの電車巡りをしましたし、最近では、52歳にして大型バイクの免許も取りました。船も好きでダイビングもしますし、アクティブなスポーツが大好きです。でも学生時代から邦楽が好きで一番の趣味は長唄です。現在の中村勘三郎さん(当時は勘九郎さん)、三波豊和さん(故三波春夫さんのご子息)は当時長唄を一緒に習っていた仲間です。


多趣味なのにびっくりしました。それでは、最後に米原社長が大切にしている言葉を教えてください。

米原社長:考え方のモットーとして社員に常々言っているのは「明るく、前向きに、逃げず、知ったかぶりをしない!」ということです。明るく前向きに取り組み、問題から逃げない、そしてわからないことはわからないと素直に言う姿勢が大切だと思います。

経営陣としては決められたことは必ずやる。「すぐやる、必ずやる、できるまでやる。」

経営者としてやるべきことは判断だけだと思います。考えたり企画したりするのは若い社員が若い頭で考え、そこからあがってきたものを「やるかやらないか」の最終判断を経営者がするべきだと思います。そして実行した結果が良ければ、それは実行した人たちの成果、悪かった場合は、やると判断した経営者の責任だと思います。若い人たちにとって自由闊達で風通しの良い元気の良い会社にしたいと思います。弊社は航空会社なので風が大事なんです(笑)。

それからもっと地元と関わって行くために、地元の祭りなどにも積極的に参加したいと思っています。もともと私自身が江戸っ子なので、祭りと聞くと血が騒ぎます。

色々なことに取り組みながら北九州の航空会社として地元に貢献して行きたいと思いますし、社員に対しては、夢と希望にあふれている彼らの期待にこたえられる会社にしていきたいと思います。




大変楽しいお話をありがとうございました。またスターフライヤーに乗るのが楽しみになりました。

平成21年9月10日取材




取材を終えて

スターフライヤーさんと弊社は、スターフライヤーさんの創業以来からのお付き合いです。斬新さとスタイリッシュさを兼ね備えたデザインは、飛行機だけでなく乗務員の制服、備品まで統一され、誰もが一度は目を奪われるものだと思います。高級感を感じる機内ですが、そこで働く乗務員の方々から「お帰りなさい。お疲れ様でした。」と掛けていただく声に温かさと安らぎを覚えるのは私だけでしょうか。静かな機内でいただくコーヒーとチョコレートは心からリラックスし、また乗りたいと思ってしまうのです。弊社も「また、あのお店に行ってみようか」と思っていただけるお店創りを目指して行きたいと思います。

スターフライヤーさんでは、松本清張 生誕100年を記念して「北九州-羽田」「羽田-関西国際」便で11月30日まで松本清張の文庫本の貸出しをしています。是非、ご利用ください。