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オーナー通信

地域密着! トップインタビュー 第17回 日本中央競馬会小倉競馬場様

更新日:2012年06月29日
今回のトップインタビューは、日本中央競馬会小倉競馬場場長 西川浩明様をご訪問いたしました。
テレビCMにAKB48を起用するなど、女性やファミリー向けに、競馬場の楽しみ方などを伺って参りました。


日本中央競馬会小倉競馬場場長 西川浩明様



―小倉競馬場の歴史を教えて下さい。


西川場長:北九州に競馬場ができたのは、明治時代で、現在の戸畑区に開設されました。
その後、小倉北区三萩野に移転、現在の場所に移転したのは1931年7月ですから今年7月で82年目を迎えます。
途中大型の改修工事を3回ほど行い、1999年から現在の建物になっています。

競馬場といえば、いつも馬がいると思われそうですが、競走馬については、茨城県或いは滋賀県のどちらかのトレーニングセンターで調教されており、レース開催時のみ各競馬場に運ばれて行きます。
小倉競馬場についても通常は乗馬用の馬が20頭ほどいる状況です。
また、サラブレットの生産は、ほとんとが北海道ですが、九州でも熊本・宮崎・鹿児島で毎年100頭ほどが生産されており、小倉競馬場では九州産馬だけのレースも開催しています。
九州には鳥栖(佐賀)中津(大分)荒尾(熊本)小倉(北九州)と4つの競馬場がありましたが、現在は、鳥栖と小倉だけになったので、少し寂しい気もします。




私の幼い頃は、遠足といえば小倉競馬場というほど小倉南区の幼稚園、小学校などでは馴染み深い場所ですが、市民の皆さんに利用してもらうための取り組みなど教えて下さい。


西川場長:競馬場に来場いただく女性客の割合が、全国平均10%に対し小倉競馬場は16%です。
全国平均よりは上回っていますが、もっと多くの方にご来場いただけるようにハード・ソフト両面の工夫が必要だと思います。
小倉競馬場の特徴は、モノレールと直結しておりアクセスの良さと広大な敷地で緑が多く、場内に日本庭園もあり、お花見なども楽しめるようになっています。
また、お子様向けにポニー試乗会なども企画していますので、ご家族連れで遊びに来ていただきたいと思います。




地域への貢献としては、毎年、小倉南区子どもまつりの会場としてご利用いただき、2万余名が来場し、一日中、子ども達の歓声を聞くことができます。
また全国的にも珍しいと思いますが、小倉北区の美萩野女子高等学校に馬術部があり、毎日、練習場所として提供させていただいています。
有名なタレントを呼んだり、派手なイベントを開催すればお客様も増えるかもしれませんが、長く地域の方に愛されるためには地道な施策で浸透していきたいと思います。







―地域に愛される一方、競馬場の経営としては、多くの方に勝馬投票券(通称:馬券)を購入してもらうことが必要だと思いますが、競馬を楽しむ方法を教えて下さい。


西川場長:馬券の購入方法も様変わりしており、近年は電話・インターネットでの購入が6割、現金購入が4割ほどです。
私共としましては、できれば競馬場まで足を運んでもらい生でご観覧いただきたいと思います。
またレースの楽しみ方としては、馬券は100円から購入できますので、1着を当てるゲームとして楽しんでいただければと思います。
競馬の開催は土日ですので、お客様の中心はサラリーマンです。
子どもの頃に遊びに来たことがある競馬場に、将来戻ってきていただき、お小遣いの範囲で楽しんでいただければと思います。




また小倉競馬場は、3年前に韓国の釜山競馬場と姉妹提携しました。
今年7月からスターフライヤーが北九州_釜山便を就航しますので、国際交流が盛んになることも予測されます。
将来は、小倉で国際レースが開催されるかも知れません。






少しプライベートな質問をさせていただきます。北九州の魅力、今後、期待することがあれば教えて下さい。

西川場長:1年ほど前に単身赴任で来ました。
一言でいえば暮らしやすい町です。
食べ物が美味しいし、値段もリーズナブルです。
また昔は大気汚染の問題などもあったようです、現在は環境モデル都市として色々な取組みをされていますし、過去の経験を生かすことで可能性が広がる町だと思います。






お休みの過ごし方を教えて下さい。

西川場長:昨年は1年かけて四国八十八ヶ所の九州版、九州八十八ヶ所百八霊場を巡礼しました。
場所によっては交通の便が悪いところもあり7~8km歩くこともありましたし、事情を知った住職さんが車で送って下さるなど、人とのふれ合いや貴重な体験をしました。
またマニアではありませんが、鉄道が好きなので青春18キップなどを利用して、九州の鉄道を楽しみました。
ですから休日に家に居ることはほとんどありません(笑)。
今後は山口方面に行ってみようかと思っています。



―最後に好きな言葉などがあればお聞かせ下さい。



西川場長:これだと思ったのは『大丈夫、心配するな、何とかなる』という室町時代の禅僧 一休宗純の言葉です。一休さんが臨終の際に「本当に困った時に開けなさい。」と弟子達に封書を遺しました。
数年後、お寺に一大事が起き師の教えを請うために封書を開けてみると、この言葉が書かれてあったとのことです。
説法の1つだと思いますが、日頃の準備をきちんとやっていれば、大事が起きても最後には『心配するな、何とかなる』と思っています。

素敵なお話をありがとうございました。


対談日:平成24年4月21日



(取材を終えて)
小倉競馬場といえば、南区の幼稚園や小学校では、遠足先の定番といっても良いくらい親近感のある場所です。
西川場長とは北九州単身赴任の会でご一緒させていただき、大変気さくなお人柄で今回の取材も快くご承諾いただきました。
取材後は、普段は関係者以外立ち入れない場所や厩舎等を見学させていただき大変貴重な体験をさせていただきました。
厩舎では、ポニーや乗馬用の馬のお世話をするスタッフの姿に、多くの方に競馬場に来て楽しんでもらいたいという思いを感じました。
最後に取材にご同席いただいた小倉競馬場 施設整備課長 横野様にもこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。