1. HOME
  2. 家主さま
  3. オーナー通信

家主さま Owner

オーナー通信 Owner News

家主さまへ有益な情報を毎月お届けいたします

2022年 春の繁忙期予測

2021年の動向
 賃貸物件の入居率に影響を及ぼすと考えられる北九州市内人口と世帯数の推移としては、市内人口は毎月減少しており9月時点で93万2千人となりました。一方、世帯数は右肩上がりで上昇を続けており、9月時点で43万5千世帯となっております。社会動態(北九州市外への転出と市内転入数)については、転出数は微減で、転入数は昨年対比で980人の減少です。
 今秋の緊急事態宣言による賃貸の来店動向としましては、法人顧客数が大幅に減少しました。前年に比べ新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し異動を抑制したことや都心の企業ではテレワークが定着してきたことも影響した可能性があります。
 学生については、オンライン授業等の影響で自宅通学生が増加傾向となり、また外国人留学生においては、11月に入国制限が緩和されましたが、コロナ前のような学生生活を送るにはもう少し時間を要しそうです。


来春の動向予測
 これまで緊急事態宣言の長期化により移動制限を余儀なくされましたが、その中で賃貸のお部屋探しではオンラインサービスが定着してきております。来店予約やオンライン上でのお部屋探しなど、今まで来店することで得ていた情報は、顧客の好きな場所での情報収集に移行しつつあります。
 また、来春も感染リスクが無くなることはなく、顧客もサービス提供側も感染予防対策は必要と予測される中では、オンラインサービスと感染防止対策が徹底された不動産会社がお客さまから選ばれることになると思われます。
 お客さまから選ばれる部屋づくりにおいては、入居費用が低額である等の住み替えしやすい物件、またオンラインサービスを受けるための充実したインターネット環境等のコロナ禍の基本的なニーズに対応することに加えて、お客さまごとのニッチなニーズに対応したり、地域の特徴とリンクした付加価値のある部屋が望まれると考えられます。


今春繁忙期対策
 上記の状況を踏まえ、以下の3点に取り組んでまいります。
 1つ目は、オンライン上の顧客接点の増加と提供情報の質向上です。自社で運営するサイトのみならずポータルサイトや若い顧客(いわゆる学生)にはSNSでの情報提供など、顧客にあったオンライン上の接点を充実させます。
 2つ目は、来店時の感染予防対策です。飛沫防止シールドの設置や検温などはもちろん、オンライン接客やオンライン申込による店舗の滞在時間の短縮等を実施して安心してご来店いただける環境を提供します。
 3つ目は、ニーズにあった管理物件の充実化です。北九州エリアで地場最多の管理物件を有するという弊社の強みを活かした優良な物件の品揃えや、入居者ニーズや最新かつ正確な情報を持っていることによる情報提供と物件の更なる充実化を図ってまいります。

(営業統括室/吉山)