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　不動産情報サイト等を運営するアットホーム株式会社が、「不動産のプロが選ぶ！2022年の上半期（1～6月）問合せが多かった条件・設備“賃貸編ランキング”」を発表しました。これは賃貸居住用物件を探しているお客さまを担当した全国のアットホーム加盟店を対象に実施されています。ランキングを基に近年の動向を見ていきます。
　条件編での1位は「家賃を下げたい」で、前回よりもポイントが高くなっています。日用品や燃料費の値上げ等により消費者の固定費への意識が高くなっている結果と言えます。
　2位以下の希望条件を見ていくと、「部屋数を増やしたい」「仕事・作業用の部屋が欲しい」「防音性を上げたい」といった希望は自宅でのリモートワークが定着し、仕事とプライベートをしっかり分けたいといった要望が反映されているものと予想されます。「設備のグレードアップをしたい」という、おうち時間が増えたことで自宅に求める機能や利便性向上を求める声も多くなってきました。
　設備編では「インターネット接続料無料」が1位となりました。これまでも人気設備の筆頭でしたが、今回の調査ではよりポイントが高くなっています。最近では、接続料無料だけではなく接続の速度や安定度を気にされる方も増えており、物件選びで重要な要素となってきています。防犯や非対面へのニーズから宅配ボックス、モニタ付インターホンが並ぶ中で、今回からの調査対象となっている「駐車場」は2位となっています。敷地内で駐車場が確保できる・自動車のサイズを問わず駐車が可能・2台目駐車場の確保が可能といった駐車場の条件への意識は比較的高いことがわかります。
　物件が所在するエリアの特性等も考慮する必要がありますが、入居促進を検討していく上で望まれているものを把握することにより、より効果的な対策が可能です。今後も随時情報収集し入居促進につなげてまいります。

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（営業統括室／福本）