オーナー通信 Owner News

　コロナ禍や国際情勢の大きな変化により、住宅業界においても様々な影響が出ています。木材、鉄や銅、アルミニウムなどの金属、建材の供給不足による高騰、給湯器やガスコンロをはじめとする住宅設備の生産・供給の遅れがあり、かつ物流コストの上昇も影響し多方面で商品値上げの動きがあります。
　例えば、住宅設備の大手メーカーは今年4月から10月の間に価格改定のお知らせを出しています。平均改定率は、ユニットバスは4％～39％程度、洗面化粧台は2％～8％程度、キッチンは2％～11％程度の値上がりです。エアコンも大手メーカー1社が５月より値上げ予定で、他社メーカーもこれに追従する見通しです。クロスや床材等の内装資材メーカーにおいても昨年秋から1月、さらに4月と2段階で18％～24％程度値上げされています。
　弊社も昨年末にお知らせしたとおり4月より一部取り決め単価を改定しておりますが、原材料価格はなお上昇を続けており、企業努力のみで対応することが難しい状況となっています。今後も協力業者とともにできる限りの努力をしてまいりますが、状況次第ではさらなる改定をお願いする可能性もございます。何卒ご理解・ご了承いただきますようお願い申し上げます。

（工事企画部門／野口）