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家主さまへ有益な情報を毎月お届けいたします

物件メンテナンスの重要性

 皆さまが所有されている建物は何歳ですか?建物も年数を重ねれば当然にそれに応じたケア(メンテナンス)が必要です。点検等を怠り、劣化を放置したままだと競争力の低下や家賃の下落、入居率の低下と負のスパイラルに陥ります。また、メンテナンスの適切なタイミングを逃すと余計な費用が嵩んでしまうこともあります。安定した賃貸経営を継続するには修繕計画が非常に重要です。そのベースとなる重要なポイントは「点検」と「清掃」です。点検には「法定点検」と「自主点検」があります。
 法定点検には昇降機の定期検査、消防設備点検、簡易専用水道点検(受水槽清掃等)、特定建築物定期報告等があります。法律で定められた点検なので、未実施の場合は罰則の規定があります。入居者さまの中にはこれらの規定をご存じの方もおり、時折、貯水槽の清掃状況等の質問をいただくケースもございます。生活環境、安全面等、住まいに対する関心は、近年、より高まっているように感じます。
 現在弊社では、管理物件の中で消防点検の対象となる物件の約半数を提携業者にて、点検および消防署への報告等の対応をしており、貯水槽清掃では点検対象の40%弱を対応しています。その他は家主さまご自身で直接業者へ依頼をされていると思いますが、経費の見直しや実施対象かどうか確認されたい家主さまはぜひ一度弊社管理担当へご相談ください。その他の法定点検についてもご相談を承っております。
 一方の自主点検とは、「日常点検(巡回等による外観目視等の点検)」、「定期点検(1年に1回程度建築会社等専門会社による点検)」、「随時点検(台風や地震等の後に行う点検)」を指します。これらの自主点検に加えて定期清掃や季節清掃を行うことで、共用部分の環境維持管理に繋がり建物の劣化等を早期発見することができます。
 年々競合物件が増える中で、建物の顔とも言われる共用部分やエントランスの環境維持は入居率を維持・向上する上で非常に重要です。そしていずれ必要となる大規模修繕やリノベーション等適切なタイミングで適切な投資を行うためにも長期修繕計画等の準備が重要です。(※長期修繕計画については中面をご覧ください。)経営という観点から考えると、経年により修繕・リフォーム・リノベーション・解体・滅失・建替え・売却等多様な投資判断が必要です。まずは建物の現状を把握するため建物診断をお勧めします。お気軽にお問合せください!!

(ビルメンテナンス課/伏見)

 

■お問合せ先
工事企画部門 
TEL. 093-923-0005