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繁忙期前にしっかり準備! 入居促進対策

 本年も残り3ヵ月を切りました。繁忙期前のこの時期はお部屋探しのニーズが落ち着く傾向です。そこで、この時期に大切な入居促進対策と準備についてご紹介します。昨今の情勢を踏まえ、対応すべき下記状況の観点から入居促進対策を考えていきます。

●リモートワーク・非接触対応商品導入等の「ニューノーマルニーズ」の拡大
●外国人需要増加(留学生、技能実習生受け入れ)
●初期費用を抑えたい顧客意識を受け、転居しやすい「初期費用の低廉化市場」へ変化
●住宅設備・建材価格の上昇と供給不足

①インターネット無料の導入・宅配ボックス設置
 働き方の変化やおうち時間の増加により、お部屋のオンライン環境は以前にも増して重要視される傾向です。また、インターネットでの商品購入増加等の背景もあり、非対面で荷物の受け取りができる「宅配ボックス」のニーズは年々高まっています。感染対策の他、知らない他人を玄関先まで迎える手間・危険性や身支度の必要性が無い等の理由から、特に女性からの設置要望は多く聞くようになってきました。

②外国人需要の取り込み対策
 留学生をはじめ技能実習生等の外国人は増加傾向にあり、今後の入居促進を検討していく上では軽視できない状況であるのが実情です。9月号でもお伝えしましたが、弊社では外国人専用家賃保証会社のサービス利用を開始し、入国前に保証審査の完結ができます。また外国人への母国語でのコミュケーションが可能なので日本での住まいのルールも伝えることが可能です。まずは1室から受け入れをしてみてはいかがでしょうか。

③条件設定の変更(キャンペーンの実施)
 引越の際の初期費用を、できるだけ抑えたいというニーズが増えてきました。このニーズに則した入居費用が抑えられるキャンペーン(例:敷金・礼金の免除や家賃無料期間の設定等)を行う等、他物件との差別化を図っていくことで入居促進効果が期待できます。

④入居希望日に間に合う準備を
 内装工事の実施には一定の期間が必要ですが、世界情勢などの影響により建築資材がこれまでに比べ手に入りにくかったり、納品が遅れるケースも見られます。内見時の印象アップにも繋がりますので、内装工事の実施を見送っているお部屋がありましたら早めに着手し、入居希望者を受け入れる準備をしておくことをお勧めいたします。

 


【2023年の繁忙期に向けた準備について】
 年明けはいよいよ「繁忙期」に突入します。例年、お部屋探しのご来店が増加するのは1月からとなりますが、近年は11月、12月に前もってインターネット上で物件検索を行い、メール等でお問合せをいただく傾向が年々増加しています。このことから11月、12月には物件の魅力を今まで以上にアピールすることが入居促進の一つの目安といえます。物件の魅力づくりは住宅設備の更新を含む居室のリニューアルや賃貸条件の見直しはもちろんですが、共用部の維持管理も入居を決定する重要な要素です。エントランスや外壁、廊下等の共用部改修や物件全体の清掃は定期的に物件の状態を確認し実施する必要があります。お部屋探しのお客さまが安心快適な生活をイメージできる魅力的な物件であることをしっかりとアピールし入居促進に繋げてまいります。 

(営業統括室/福本)