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家主さまへ有益な情報を毎月お届けいたします

2023年 繁忙期速報 

 2023年の繁忙期も残すところあと1ヵ月余りとなりました。まだまだ多くのお客さまがお部屋探しをされる予想ですが、これまでのお客さまの動向について速報をお伝えします。
 

来店動向
 事前に、メールや電話、不動産情報サイトからのお問合せをいただきご来店されるケースが全体の7割を占めています。事前の物件情報の収集と来店予約に対する意識が高まっている傾向はコロナ禍以降顕著になっており、不動産情報サイトからの問合せは前年比127%と増加傾向です。特に、お部屋を契約する際の初期費用を教えてほしいというご要望が非常に増えており、物価高や消費意識の低迷が影響しているものと予想されます。
 また、オンライン相談件数は昨年比129%と増加傾向です。遠方のお客さまがオンライン接客・案内を活用する動きは今年も同様となっており、3月以降も入社・入学のお客さまの利用増加が見込まれます。

学生動向
 学生のお部屋探しの希望家賃価格帯平均は、女性は45,000円、男性は37,000円で推移しています。(弊社調べ)日本人学生の需要は減少傾向となっており、少子化進行の影響から入学希望者が募集定員を割る事例もあるようです。先述した物価高等の影響から自宅から通える範囲の大学を選択する学生の増加も今後のお部屋探しに影響を与えそうです。反面、外国人留学生の受け入れが再開され、留学生の部屋探し依頼が増加しています。留学生が部屋に求める条件は日本人と違い、お風呂・トイレ一体型ユニットバスも気にならない、また駅から遠くても家賃の安さを優先する方も多く、積極的に外国人を受け入れてくれる物件が留学生間の口コミで広がる等、人気が集中する事例もあります。所有物件周辺に留学生が多く通う大学がある場合、入居促進対策として積極的な留学生受け入れの検討をお勧めします。

 

希望間取りの傾向
 ご来店いただいたお客さまのうち、単身者層が全体の多数を占めています。単身者層では1LDKのニーズは1K・1ルームと同程度の水準です。ファミリー層は2LDKの需要が多く、次いで3LDKです。ファミリー物件では12帖以上の「リビングダイニングキッチン」のある間取りを好む傾向が変わらず高く、2DK・3DKの需要が減少しています。「ダイニングキッチン」の使い方を訴求するモデルルームの設置はすぐにでも行える対策ですのでお勧めです。
 新型コロナウイルスは、季節性インフルエンザと同じく「5類」に分類される事が政府から発表され、人流や経済活動は回復傾向となり、それに伴う弊社管理物件の退去予定が増加しています。この流れを受け、今後も異動・転勤によるお部屋探し需要の増加や、転居を控えていた層の引越し需要が一定数見込まれます。
 弊社では「お部屋探しキャンペーン」としてお得なキャンペーンを3月末まで実施中です。お客さまを増やし、より多くの方に管理物件にご入居いただけるよう尽力いたします。

(営業統括室/福本)