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家主さまへ有益な情報を毎月お届けいたします

高齢者の賃貸住宅入居について

 下記の統計図は北九州市の2020年時点の人口グラフです。高齢化社会とあって、若年層よりも高齢者の割合が多いことがここから読み取れます。


 北九州市の2035年の人口は、高齢者層の割合がさらに増すとされ、また総人口は2020年と比較して約10万人減少するとの予想です。また、日本ではいわゆる2030年問題として、2030年には人口のおよそ3割が65歳以上になると想定されています。
 これまでの賃貸需要は、高齢化?人口減少が進む中でも世帯数は増加傾向だったことから、お部屋探しの需要は順調に推移しています。北九州市でも人口は減少するものの、世帯数は増加傾向が続いています。
(政府統計の総合窓口〈e-Stat〉より引用)

 しかし、2025年を境に世帯数は減少に転じる予想となっており、住宅に対するニーズは減少していくことでしょう。今のペースで住宅の建築が進めば、さらに住宅同士の入居者獲得競争は苛烈さを増していくものと思われます。
(日本経済新聞社「国立社会保障・人口問題研究所」発表記事より抜粋)

 これからの時代の賃貸経営を考えていくにあたり、増加していく高齢者世帯の入居受け入れは積極的に検討していく必要があると考えます。身元引受の問題や、部屋内での事故等の懸念から受け入れに消極的である家主さまも少なからずいらっしゃることと思います。この懸念を解消すべく、弊社は高齢世帯受け入れに向けた見守り商品や万が一の時に対応可能なサービスの導入を検討し、高齢者層の住まいに関するニーズにお応えすることで、家主さまの賃貸経営の一助となるよう努めてまいります。

(営業統括室/福本)